私は結構、緊張しがちで、
かつては、人前で話すことにかなり苦手意識を持っていました。
あるとき職場の大勢の前でスピーチする機会があり、メモを持ちながら、話していたところ、緊張しすぎて、手が震えてきました。
「やばい、恥ずかしい、早く震えを止めないと・・・」
と思えば思うほど、焦り、まったく震えが止まらず、さらに焦るといった負のループに陥った経験があります。
これ以降、さらに人前で話すことに苦手意識を持ちました。
それを克服したのが、
イメージの力を活用した心理療法です。
①人前で緊張して手が震えている場面をイメージして、緊張して手が震えている自分を認める(緊張してはいけないではなく、緊張してOKと自分に語りかける)
②自分とその場所が一体になったようにイメージする(心臓の鼓動にあわせて自分と場所がドクドクと小さくなったり大きくなったりするのをイメージ)
③①②を寝る前などに事前に行っておく(何度も行うと効果的)
④当日も、同様に行う
今でも相変わらず緊張はしますが、この方法を行うことで、手の震えはなく堂々と人前で話すことができます。
イメージの力は強力です。
実際、クライアントさんにもイメージの力を活用した心理療法を行うと、改善されるケースが多いです。
自分を受け入れ、イメージの力を活用する
人前での緊張だけでなく何事にも応用できる大事なポイントですので、ぜひ覚えておいてください。